金子

店舗せどりは仕入れの基本とも言われていますので、正しい知識を身に着けることが求められます。店舗せどりは、都合の良いタイミングで店舗に出向くことができたり、商品を手に取って見ることが出来る特徴で、せどり初心者にとっては商品の流れを理解しコツを掴むために最適です。

インターネット上で仕入れる商品は、実際に届いてみたら傷や汚れがあるなどリスクがありますが、店舗せどりではこのようなリスクを排除することができます。仕入れは、コツを掴むまでに時間がかかりますので、店舗せどりで経験を積むという心がけも大事になってきます。

このレクチャーでは店舗せどりについて詳しく紹介していきますので、参考にしてみてください。

https://youtu.be/B0UOjcUeKfo

経験値が大事

店舗せどりでは経験値の差によって、良い仕入れができるか決まると言っても過言ではありません。仕入れをするお店のキャンペーンや値引き情報、新商品が出てくるタイミングなど、いかに情報を制するかが大事になってきます。

始めのうちは大変かもしれませんが、ある程度情報が集まってくると次回以降の仕入れに生かすことができ、１から情報を探す必要がなくなるので、ある程度ルーティン化していくことになります。毎日同じ商品を探していくのは簡単なので、売上を安定させていくには新規開拓も大事です。

店舗せどりを行う際にはメリット、デメリットも正しく理解しておきましょう。店舗に行けば何とかなる、ということではなく、事前にある程度の情報を収集して、仕入れる商品や予算など大まかに決めておくことによって効率をアップさせることができます。

店舗せどりのメリット

• 1店舗で大量に仕入れができることがある
• 仕入れに手数料や送料がかからずコストを抑えることができる
• 手に取って商品を見定めることができる
• すぐに出品したい商品をその場で仕入れることが出来る

店舗せどりのデメリット

• 店舗に出向く手間がかかる
• 店舗の営業時間に合わせてスケジュールを組まなければいけない
• 他のお客さんの目が気になる（ことがある）

価格差は無限にある

店舗せどりの仕入れ先のは、「商品を販売している全てのお店」です。そのため、同じ商品を扱っていてもお店によって価格の差が発生します。例えば駅前に並ぶ大型家電量販店では、近くに複数のライバル店が存在していて、1円でも安くして競争をしています。せどりの仕入れとしては、やはり1円でも安い店舗から仕入れをすることが理想となりますので、事前にチラシやホームページなどで情報収集して仕入れに出向くように心がけて下さい。

実際にお店についてから情報収集すると効率が下がってしまいますので、仕入れを考えている商品をメモして予めどこの店舗で仕入れをするのかというところまで計画を立ててから出発して下さい。

ただし、1円でも安く仕入れという目標を定めてしまうと仕入れが進みませんので、時間効率も重視しながら商品を見定めて下さい。

狙い目商品の見定めかた

店舗せどりでは、仕入れをおこなう商品に制限はないので自由度が高いです。自分の得意なジャンルを狙い目にしても良いですし、あえて狙い目を決めずに全ジャンルを狙いに行っても良いですね。

ただし、ある程度ジャンルを絞っておかないと時間効率が下がってしまいますので、ここではねらい目商品の見定め方について紹介していきます。また、店舗独自の値引きやワゴンセールが実施されている際には積極的にチェックしましょう。

店舗せどりの仕入れ攻略法

• 自身の得意なジャンルに絞って仕入れをする
• 「小さくて軽い商品」「希少品」を狙う
• 「家電」「おもちゃ」「サプリメント」などを狙う
• あえてジャンルを絞らずに、店舗に出向いた際に利益の出る商品を探す
• 店舗によっておこなわれている値引きやワゴンセールをチェックする

商品の保証について

メーカー保証期間が切れていたり、店舗の保証が始まっている二次流通品は、「新品ではなく中古」として出品しましょう。Amazonせどりでは新品として出品ができませんので注意して下さい。

プレミアム家電とは？

家電を仕入れする際には、ワゴンセールや型落ちの値引き商品を狙うのが一般的ですが、プレミアム家電と呼ばれる大幅に利益率の取れる商品も存在します。

例えば、健康系の商品。体重計や万歩計、ダイエットのための健康器具など、テレビで特集が組まれて商品が紹介されると急激に需要が高まることがあります。

タイミング良くそのような商品に出会えると、安く仕入れて高く売れる可能性が高く、大きく利益率が取れるケースがありますので、プレミアム家電を発見できたらチャンスだと考えて下さい。

滅多にありませんが、家電の仕入れをする中で稀にプレミアム家電を見つけることができるかもしれませんので、仕入れ時に探す楽しみを持ちながらやっていってください。

まとめ

店舗せどりでは、お店のキャンペーンや値引き情報、新商品が出てくるタイミングなど、いかにして情報を制するかが大事となってきます。仕入れをおこなう商品に制限はないので自由度が高いため、あらかじめ狙うジャンルを決めておくと時間効率をアップできます。

自身の好きなジャンルを攻めても良いですが、基本的には成果の出やすい、「小さくて軽い商品」「希少品」であったり、儲けの出やすい、「家電」「おもちゃ」「サプリメント」など、目的まで絞ってみてください。

店舗での仕入れの知識を正しく身に着けることによって、商品の流れや利益率の上げ方などを学ぶことができ、全てが経験となっていきますので、初心者の方は特に仕入れは店舗せどりからおこなうことをオススメします。

「卸仕入れ」と聞くと難しそうな印象を持ってしまう人も多いと思います。ただ、インターネットの卸サイトを利用することによって手軽に卸仕入れに取り組むことが可能です。

小売店やネットショップから仕入れをする場合、価格差が出る商品をひたすらリサーチしなければなりませんが、卸サイトを使えば利益商品を安定的に仕入れていくことができ「仕入れ効率の大幅アップ」が見込めます。

そこで今回のレクチャーでは卸サイト仕入れの特徴とおすすめの卸サイトについて解説していきます。

個人でも参加できる

メーカーや卸から商品を仕入れようとする場合、「法人でないと難しいのでは」と考えてしまうかもしれません。しかし、結論から言うと「個人でも卸サイトでの仕入れは可能」です。

卸サイト仕入れのメリットとしては「24時間いつでも注文が可能」「リピート仕入れができる」という点が挙げられますが、デメリットとしては「登録が必要なので手間が掛かる」「画像でしか商品が見れないので正確な商品情報が分かりづらい」という点があります。

卸サイトの探し方

ここからは、卸サイトの探し方について解説していきます。オーソドックスな探し方としては、インターネット検索で「卸　仕入れ」などのキーワードで検索をしていきます。

ただ、小規模な卸サイトの場合は「商品が届かない」などのトラブルが発生したり「高額な会員料を取られてしまう」などのリスクがあるため、まずは以下の卸サイトを利用してみることをおすすめします。

• NETSEA
• スーパーデリバリー
• キレイコスメ
• 国分ネット卸

NETSEA

NETSEAは有名な卸サイトで、多くの人が転売の仕入れ先として活用しています。NETSEAを活用するメリットは「無料で利用することができる」「様々な業者と取引が可能」という点が挙げられます。

逆にデメリットとしては「ライバルが多い」という点が挙げられ、最初から安定して稼げる商品を見つけるのは難しいと考えて下さい。

スーパーデリバリー

スーパーデリバリーはファッションや雑貨をメインに扱う卸サイトです。スーパーデリバリーでは60万点以上もの商品が出品されており、それだけ利益が出る商品を見つけやすいのが特徴です。

取引料として月額2,000円がかかってしまいますが、それだけ参入障壁が高くなるのでライバルの数は少なくなっています。また、スーパーデリバリーで取引をする場合は審査が必要になります。

キレイコスメ

キレイコスメでは化粧品や雑貨をメインに取り扱っており、1点から注文することが可能です。化粧品は回転率が良いものが多いので、利益商品を見つけたらリピート仕入れで利益を積み上げていくことができます。

キレイコスメで取引をするためには事前に審査を通過しておかなければならず、最低限、開業届が必要になります。

国分ネット卸

国分ネット卸では食品を中心に仕入れることができます。「個人でも取引可能」「クレジットカードが使える」というメリットがあり、手軽に卸仕入れに取り組むことができます。

プレミア価格になっている商品を見つけることができれば大きな利益を得ることも可能なので、まずはリサーチしてみることをおすすめします。

まとめ

卸サイト仕入れの特徴とおすすめの卸サイトについて解説してきました。卸仕入れは参入障壁が高いように思われがちですが、こういったサイトを活用することによって手軽に取り組むことが可能です。

会員料無料の卸サイトであればリスクなく取り組むことができるので、まずはリサーチしてみて下さい。

せどりの仕入れ先の中でも問屋はかなり有力です。問屋仕入れができると、まとめ仕入れが出来て、利益を大きく伸ばすことにつながっていきます。

そこでまずは問屋での仕入れや探し方について解説していきます。このレクチャーでは問屋の探し方とリサーチ方法についてお伝えしていきます。

https://youtu.be/b1WFkOAHUaA

卸しサイトの探し方

「問屋」とGoogleで検索してみてください。その他、近くの市場だったり、個人経営のお店のマスターに仕入先を教えてもらうのが有効的です。Googleで問屋と検索すると、ネット販売、店舗販売の両方が出てくるのでそれを見て参考にして下さい。

問屋というと、大口仕入れや法人、店舗が利用するもので個人では利用できないイメージがありますが、実は個人でも契約できる問屋はたくさんあります。

時代の移り変わりに伴い、問屋の在り方も変わりつつありますが、中には昔の風習が残っていて、個人契約ができない問屋もあります。まずは個人との契約ができる問屋の探し方についてお伝えしていきます。

問屋には大きく分けて3のタイプがある

• 直接交渉必須の問屋、事前に問い合わせと書類提出を行い、月の仕入れ数や金額などを伝えて交渉する本気の問屋。審査のうえ、契約の可否が決まる
• 書類提出必須の問屋、個人事業主・法人証明などの各種書類の提出が必要となる問屋。
• 各種書類の提出などの必要はなく、会員登録だけで仕入れられる問屋。

これら3つは、上から順に仕入れの難易度が低くなっています。ただし、難易度が高ければ高いほど安く仕入れることができるので、チャレンジする価値があります。

問屋探しの流れ

元々知っている問屋があったり、名前だけでも聞いたことがある問屋があれば、一度、連絡してみて下さい。

全くの初心者の方が問屋を探す流れがこちらです。

1. Googleなどの検索ツールで問屋を探す。（この際、食品であれば食品卸問屋、雑貨であれば雑貨卸問屋などと入力）
2. 1でヒットした問屋に電話やメールなどでアプローチする
3. 取り扱い商品リストをもらう
4. 3を参考に、Amazonやその他ショッピングサイトと価格を比較し、利益をが出る商品を選ぶ
5. 契約

『もっと手っとり早く契約したい』という方であれば、地元の卸売問屋を探して直接アプローチする方法が効果的です。その中から地域限定商品を探すことができれば、かなりの稼ぎを見込めますし、定番商品にすることも可能です。

リサーチ方法

上記でリサーチについて少し触れましたが、問屋での仕入れについても、リサーチは必要不可欠です。仕入れる商品を間違ってしまうと、在庫を大量に抱えることになり、利益どころか赤字となってしまうこともありますので注意して下さい。

入念にリサーチして、仕入れる必要があるのですが、問屋仕入れのリサーチを行う際にはリサーチツールKeepaを活用して下さい。問屋さんとAmazonとの価格差を探して売れ行きをチェックして下さい。価格差はすぐに見つかるものではありません。

コツコツリサーチしていくことが大切です。せどり経験者はみんな言ってますが宝探しだと思って楽しくやって下さいね。

問屋さんの価格とAmazonの価格を見比べて価格差を探していきます。詳しくは基本リサーチを参考に進めてみて下さい。

オンラインのセールをチェックする

問屋と言うと店舗を構えているイメージがありますが、オンラインとしてインターネット上で仕入れを行うことができる卸問屋サイトもあります。店舗に足を運ぶことなくオンラインで仕入れができる問屋サイトですが、さらにお得さを追求するにはセールをチェックして下さい。

通常よりもかなりお得に購入できるため、セール時期を狙って大量仕入れを行うのがポイントです。ただし、セール情報については、サイトに予告があるケースもあれば、あらかじめ登録している方のみに送られるメルマガなどでセール情報が届くパターンもあります。

一般的な店舗とセール時期が異なることもあるので、問屋サイトのセール情報はキャッチしておきたいところです。

まとめ

問屋について紹介しました。問屋仕入れは何となく敷居の高いイメージですが、このレクチャーで紹介したように個人でも仕入れが可能な問屋はたくさんあります。

問屋との繋がりをもっていれば、少しでも安く仕入れたいという思いを実現することができますし、価格競争に巻き込まれずに安定した仕入れが可能となります。

問屋を味方につけてライバルとの差を付けていきましょう！

電脳せどりの仕入れ先といえば、ヤフオク、メルカリ、楽天がメジャーかと思いますが、その他にも安くてお得に仕入れることができる場所はたくさんあります。

仕入れ場所に関しては、他の記事で紹介していまが、このレクチャーではドラックストア、スーパーで仕入れる「セット品の探し方」と「キーワードで仕入れる方法」をお伝えしていきます。

なかなか価格差が見つからない、商品の見つけ方に悩んでいれば、今後のヒントになりますので期待して読み進めてください。

https://youtu.be/OF1i0EbWnHU

セット品販売とは何か？

まず、セット品販売とは何か？例えば、単品商品で販売するには、Amazonや大手ネットサイトより安く販売することは困難となることがほとんどです。

単品では価格帯でAmazonに勝てない、または需要がなくカートが取れない場合でも、商品を組み合わせてセットで売り出すことで需要が高まるものはたくさんあります。

このようなセット品をどうやって見つけるのか。それは、何が一番セット売りに適しているのかを知っていればおのずと商品は絞れてきます。まず、セット販売に適しているカテゴリーとしては、食品とドラックストアです。このカテゴリーに共通していることは「消耗品」ということです。

セット品を購入する人は何を求めているかというと、商品の質というより量を求めています。消耗品は使用頻度も多く、購入してもいずれ使用してなくなります。なので、できるだけまとめて購入できた方が購入者としては嬉しいのです。

また、色々な種類を少しずつ試したい、購入したいという方はセット品を買います。なので、購入者の気持ちを考えてセット品を組み合わせていけばOKです。

相乗り出品のセット品の探し方

具体的なセット商品の探し方をお伝えしますので、読んだら実践をしてみてください！

• ①詰め合わせ、セット売り商品を探す
• ②仕入先を探す
• ③テスト仕入れ、販売

①詰め合わせ、セット商品を探す方法

まずはAmazon購入用アカウントのトップ画面から検索窓の左端プルダウンからカテゴリーを選ぶ

例：食品・飲料・お酒にして🔍をクリックして検索

更に画面のサブカテゴリーからカテゴリーを選択して絞り込む。参考画像と異なる場合は画面左だったり、スクロールしてカテゴリーを探してみてください。

例：缶詰を選択。→検索窓に「詰め合わせ」、「セット売り」、「まとめ」、「ギフト」etc.検索する※商品によって検索結果が変わってしまう場合がある

とりあえず参考になるセット商品が見つかったら、すべてのカテゴリーで「缶詰詰め合わせ」と検索すると商品ページが広がって見やすくなります。

もし自分でもなにか思いついたら「〇〇セット」、「〇〇詰め合わせ」と検索してリサーチしてみてください。

そのまま検索窓に「ラーメンセット」と記入して検索しました。この辺もドラックストア、スーパーで仕入れができそうですね。問屋さんもネットや、近所にないかリサーチしてみて下さいね。

②仕入先を探す

問屋、メーカー、ネットショップ、店舗仕入れで仕入れ値を検索する

例の缶詰の場合は缶詰はだいたい一缶100円くらいだよな？ということは、18缶セットは仕入れ1800円くらいで3,830円で販売している。ダンボール代、送料など経費を引いても価格差がありそう。と、計算していく

セット品がなぜ高くで売れるのか？いろいろな仮説はありますが、一つの仮説として考えられるのは、時間短縮を考えるお客さんの手間がなくなるから。お客さんは一回で買えたほうが楽なのでまとめ売り、2個セット、詰め合わせと検索して、商品の最安値を確認しないまま購入する場合がある。

イメージはカレーセットの野菜や、野菜炒めセットを買う感じ。実際は個別に買ったほうが安い場合もある。では、メーカー、Amazonがなぜ、まとめ売りをしないのか？

メーカー、Amazonも詰め合わせ、セット売り、まとめ売りも多少販売しています。しかし、セット販売するために更に箱代や袋代、セットにする手間がかかるのでセット売りに手間をかけるなら商品開発に力を入れたほうが儲かるからではないでしょうか。

あなたもセット売りで軍資金をたくさん貯めて、自分の商品を作っていきましょうね！

この商品の価格差は微妙ですが、こんな感じでセット品と価格差が発生していてもどちらも売れています。売れる売れないは、あなたも分析できるはずです。Amazonランキング順位や、Keepaのランキンググラフの変動を見てください。

③テスト仕入れ、販売

Amazonランキング、Keepaのランキンググラフを見て販売実績を確認し売れていれば1個試し仕入れをして売れ行きを確認する。

1日で1個売れた→3個→10個と段階的に仕入れ量を増やしていく。

次に試してほしいのは類似商品で派生させていく。1個価格差を見つけたらその商品を販売している出品者の商品を見て他に価格差がないかリサーチしていく。

Amazonでは商品を販売している出品者一覧を見ることが出来て更に出品者毎に販売している商品を見ることができます。出品者の販売商品を参考にしてお菓子以外で、ラーメンやお茶漬けなどセット商品を参考にすることができる。

新規でセット商品を作る

次に、セット品を探すときのもう１つポイントとして、Amazonランキングの商品を選ぶということです。例えば、別ジャンルで単品のランキングが上位のもの同士をセットにして販売する。缶詰と薬味とか。

単品のランキングが上位だからと言って、その商品をセット売りにすればいいというものでもありません。お客さんが得られるメリットを考えてください。僕たちが提供できることはセット品を作ることでお客さんの手間を省くことが出来ることです。

セット品を見つけて売れるだろうと一気に大量に仕入れるのは危険です。売れない場合もあるのでまずは試し売からはじめて段階的に仕入れ量を増やしていきましょう。セット商品の探し方を復習します。

• ①詰め合わせ、セット売り商品を探す
• ②仕入先を探す
• ③テスト仕入れ、販売

この順番でセット品を探していくことでライバルが少ない商品をゲットすることができますので、ぜひ試してみてください。

このレクチャーでは、ジモティーを仕入れ先として活用する方法について解説します。

https://youtu.be/G2DaHgrUmkQ

ジモティーとは？

CMなどで目にすることが増えたジモティーですが、実際のところ名前だけは知っていても『ジモティーって何？』と疑問に思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。ジモティーとは、地域密着型のコミュニティサイトです。

少し前までは不要なものをリサイクルショップに売る、あるいは譲る、というのが一般的でしたが、最近ではメルカリやフリマアプリが主流になりつつあります。

フリマアプリを使うことで、自分にとって不要なものを誰か必要な人に販売することが可能となり、手軽に不用品販売ができるようになりました。フリマアプリの場合、全国の人が購入することができますが、その分遠くまで発送しなければならない、発送手続きをすることに対して手間と感じる方もいます。

その点、ジモティーは地域密着型なので、不用品を手渡しで販売するのと、譲ることが可能です。インターネットのみでなく対面も可能である点をメリットと感じる人も多く、利用者がとても多いです。

ジモティーのメリット

地域密着であることで、安心感や手軽さのあるジモティーですが、ジモティーを仕入れに利用するメリットはそれだけではありません。まず一つ目が、0円での仕入れが可能である点です。通常、商品を仕入れる場合には代金を支払わなければなりません。

例えば、先に挙げたメルカリなどのフリマアプリでも最低料金（メルカリの場合には300円）が決められていて、必ずお金の支払いが発生します。

でも、その点ジモティーは、投稿者が不要だと感じ、0円で良いと思えば0円での取引が可能です。直接受け渡しができる分、投稿者としても不要なもので処分費がかかるなどの理由で0円でも手放したいと考えることもよくあります。

2つ目として、最短当日に商品の仕入れが完了する点です。お互いのやりとりがスムーズで、なおかつすぐに受け渡しができる距離であれば、『すぐに欲しい』『すぐに手放したい』が可能となります。通常、配送を委託した場合は即日受け渡しは困難なので、ジモティー大きなメリットの一つになります。

ジモティー仕入れ方法：自分で取りに行く

ジモティーでは直接受け渡しが主流です。やりとりの中で、商品の受け渡し方法を決めていきますが、出品者の指定した、自宅や会社などに取りに行くことになった場合は、場所の詳細や時間を決めます。

待ち合わせ場所を決める際には、ジモティー内の地図でピンを指定して相手に伝える方法もあります。コンビニや店の駅のロータリーなど分かりやすい場所を指定することもあります。

指定された待ち合わせ場所で、商品代がある場合には支払い、0円の場合には支払い無しで商品を受け取って終了です。

ジモティー仕入れ方法：発送してもらう

お互いの合意の元、商品を郵送で発送してもらうこともあります。ジモティーは地域密着をウリにはしていますが、全国各地から商品の受け渡しが可能です。遠方である場合には対面の受けたしが困難ですし、人によっては見知らぬ人と直接会うことに抵抗感がある人もいます。

ジモティーで遠方から発送してもらう場合、あらかじめ商品代や配送料、発送にかかる商品代金を銀行振込で支払ってからの配送、あるいは代引きかを双方で決めていきます。

ジモティーでは基本的に全てのやりとりを出品者、購入者間で行うことになるため、配送料や代引取引の場合には代引き代をどちらが負担するかなどについてはお互いで決めることになります。

トラブルを防ぐためにも、やりとりの中で詳細を決め、納得したうえで仕入れを行って下さい。

ジモティー仕入れで注意すること

ジモティーは、意外な商品が手に入ったり、即日ゼロ円で仕入れを行える可能性もあるので、せどりの仕入れ先としてはかなり穴場です。ただし、メリットが多い一方で、注意が必要となる場面もあります。

ジモティー仕入れで注意すべきことについてご紹介します。

商品が不良品だった

ジモティーでは、サイト上に商品の写真や商品説明など掲載していますが、やはり実際に手に取っていない分、不良品や思っていたよりも状態が悪いケースもあります。

商品を実際に見て、納得できなかった場合に取引中止ができることもありますが、トラブルに発展する可能性が高くなってしまいます。トラブルを防ぐためにも、やりとりの段階で商品の詳細や確認したい点について質問することに加え、出品者の評価も参考にしてみてください。

評価があまりに低い出品者の場合には取引しないのが鉄則です。

宗教やビジネスに勧誘される

配送でのやりとりであれば問題ありませんが、対面の場合には宗教やビジネスへの勧誘目的である可能性もあります。実際、そういった勧誘トラブルが多発していることからも、取引の時点で疑問に感じた場合には運営に通報して下さい。

やりとりが途中でできなくなる

気に入った商品が見つかり、やりとりを続ける中で途中でやりとりができなくなるケースもあります。他にはも商品の受け渡し場所に出品者が現れないケースもあります。そのまま待ち続けても返答がない場合が大半なので、時間を割かずに諦めなければいけません。

まとめ

ご紹介したように、ジモティーは、せどりの仕入れ先として穴場スポットです。あなたにとっては喉から手が出るほど欲しいモノでも、誰かにとっては不要なものですぐに手放したいと思っていることがあります。0円で仕入れた商品を高値で販売することができます。

ただし、ジモティーはメリットが多い反面トラブルが発生する危険性があることも事実としてあります。出来る限りトラブルは未然に防ぎながらうまく仕入れを行って下さい。