電脳せどりというと、AmazonやYahooショッピングをはじめとする大型ショッピングサイトや個人経営のショップなどで仕入れるというイメージがあります。
でも実は本格的に電脳せどりで稼ぐには卸業者から仕入れを行っていることが多いです。
このレクチャーでは、『電脳せどりで卸仕入れなんてできるの?』『卸仕入れのやり方をしりたい』そんな疑問や手順について詳しく解説していきます。
目次
卸仕入れはできるのか?
卸仕入れとは、卸売り業者から仕入れを行うことを指します。商品がお店で販売される前に直接仕入れるので、通常よりも安くかつ大量に仕入れることが可能です。
卸売り業者自体、お店の仕入れ先というイメージが強いため、何となく「電脳せどり=卸売り業者」と繋がりにくいのも無理はありません。
元々お店を経営しているのであればまだしも、電脳せどりを行う人たちは副業として電脳せどりを行っているだけのいわゆる一般人も多数います。
だからこそ、『卸売り業者なんて利用できないでしょ?』と思つてしまいがちですが、実は個人であっても卸売業者で仕入れることは可能です。
ハードルが高いように感じますが、仕組みや注意点を理解してさえおけば、誰でも卸売り仕入れを行うことはできます。
卸売り仕入れをマスターすることで、通常の仕入れよりもはるかに利益を追求することができます。
卸仕入れのやり方
個人でも副業でも卸売り仕入れを行うことはできますが、そのやり方についてご存知ない方も多くいらっしゃるでしょう。そこでまずは、電脳せどりにおける卸仕入れのやり方についてご紹介していきますが、方法はいたってシンプルです。
- 卸売り業者を選択する
- 交渉する
- 交渉成立したら、詳細まで打ち合わせを行う
- 仕入れスタート
ちなみに、仕入れ先を選び交渉する手段は問屋に直接足を運ぶ、電話やメールなどでの直接交渉、卸業者オンラインストアでの購入の3タイプあります。それぞれを詳しくみてみましょう。
問屋に直接足を運ぶ
問屋に直接足を運ぶ方法です。問屋外に足を運ぶと、ネットでは出回っていないプレミア商品や本当に欲しかったレア商品などが販売されています。
そこで交渉を成立させることができれば、ネットで売られる前に専売特許を得たようなものです。本当に売れる商品であれば、かなりの利益を得られることが予想できます。
ただ、その反面個人を相手にしない、門前払いの卸売り業者も少なくありません。問屋街だけの決まりや常識もあるので、しっかりリサーチして臨みましょう。
電話やメールなどでの直接交渉
電話やメールで直接交渉する場合には以下をスムーズに伝えられるよう準備しておきましょう。
- 氏名あるいは社名
- 商品を取り扱いたい旨を伝える
- 月当たりの売り上げや事業規模を伝える
- 取り扱いたい商品名
- 一回の仕入れで発注する個数
- 発注する頻度
- 販売先やサイト名
失礼になることのないよう、一方的でなく業者側の理解を得られるよう工夫して伝えるのがポイントです。
卸業者オンラインストアでの購入
あまり知られていませんが、実は卸売り業者の中には独自でオンラインストアを運営していることもあります。ネットショッピングや電脳せどりの需要の影響もあり、卸売り店舗だけでなく新たな取り組みを始めていると言えます。
オンラインストアであれば、通常のショッピングや仕入れと同じように交渉することができるので、難易度は低く挑戦しやすうなります。
ここでおすすめの卸業者オンラインストアをいくつか紹介します。
- NETSEA(ネッシー)
- ザッカネット
- Top Seller(トップセラー)
- SUPER DELIVERY(スーパーデリバリー)
- C mail(シーメール)
- キレイコスメ
このあたりは、多くのせどらーも仕入れを行う人気卸業者オンラインショップです。
利用しやすいためハードルが低い分、競争率は高くなるものの、初めて卸仕入れを行う方の第一歩には最適です。
卸仕入れの注意点
仕入れという目的自体は同じであっても、異なる点や押さえておきたい注意点も存在します。仕入れ目前で『そんなこと知らなかった』とならないように、あらかじめ注意点についても知っておくと安心して仕入れに挑戦することができます。
支払い方法が指定されている場合がある
オンラインショップから仕入れる場合には問題ありませんが、直接卸業者から仕入れる場合には、支払い方法が指定されていることも少なくありません。
そもそも一般的に卸業者への支払い方法といえば現金払い、月末払い、銀行振込が主流です。そのため、クレジットカードや端末支払いには対応できないと考えたうえで仕入れを行いましょう。
単位の大きさ
卸売り業者や問屋というと、大量一括仕入れのイメージがありますが、電脳せどりにおける仕入れであっても少量の仕入れには対応できないという事例もよくあります。
業者によっては、最低発注単位が「1,000個単位」や「12個×12ケースから」などとかなり大量注文が仕入れの必須条件である場合も多いため、仕入れを希望する商品の最低発注単位についてあらかじめ確認しておきましょう。
まとめ
電脳せどりで稼ぐためには、いかに安く仕入れられるかどうかがカギを握っています。ライバルと差を付けたいのであれば、周りと同じことをしていてもすぐに飽和します。仕入れ先の一択として卸売り業者も加えることをおすすめします。
卸仕入れは仕入先として安心できます。そもそもAmazonに請求書の開示を求められることもありませんが、万が一はすぐに対応することができます。ルートを掴むことができればその後の仕入れはかなり安定するようになります。仕入れ先は数多く確保するに越したことはありません。卸仕入れに挑戦していきましょう。