金子のスポンサープロダクト広告を使う理由は新規商品ページを狙ったキーワードで上位表示させ、需要を確認するためです。「スマホケース」のキーワードで上位表示させ、売れればその商品ページは関連性が高く、需要があり、今後、自然検索でも販売を見込める商品ページが出来た可能性があると判断します。そのための設定方法を金子の経験を元に説明していきますので参考にして下さい。
ちなみに3ヶ月間で1商品で月間の利益10万円以上出す商品を10個以上作っている方法なのでかなり参考になると思います。もうちょっと言っておくと、金子は広告費200万円以上を使い、試行錯誤しブラッシュアップさせていった広告運用方法になります。あなたはこんな無駄遣いをする必要はありません。金子の経験値をもとに少額でしっかり運用できる方法をあなたに伝えますので安心して実践して下さい。
それではこのレクチャーでは僕のスポンサープロダクト広告の運用方法をお伝えしていきます。
目次
スポンサープロダクト広告の始め方
セラーセントラル左上の広告プルダウンから広告キャンペーンマネージャーをクリック
キャンペーンを作成するをクリック
スポンサープロダクト広告「続ける」をクリック
キャンペーンを作成していきます。上から順に進めていきましょう。まずはキャンペーン名を記入していきます。キャンペーン名は自分が管理しやすいように、見るだけでどの商品の広告なのか、役に立つように記入して下さい。例えば、「スポンサープロダクト広告|マニュアル|炊飯器」などです。
開始日と終了日を設定する、キャンペーンをすぐに開始することと、日付を決めて開始することができます。戦略によって設定を変えていきましょう。僕の場合は、広告を掛けて上位表示させて需要を確認することが目的なのですぐに広告が開始出来るように設定します。
日付を設定するパターンは例えばクリスマスに合わせて12月から広告を開始しよう。といったイメージです。
1日の予算、1日の予算とは、1日にキャンペーンに費やしてもよい金額のことです。広告を開始する前に自分の1日の赤字限度額を決めて下さい。競合他社がいる、いないで、広告費は変わって来るのですが、100円から広告を出稿することができます。千円、三千円、一万円と自分の赤字限度額を決める。
Amazon広告はクリック課金制でオークション形式によってクリック単価が決まるため、使える金額が多いほうが、競争力が強く、お客さんに露出することが出来るのでより早く、結果を出すことができます。競合他社がいないニッチを攻める場合は千円以内でテストが完了できることもあります。
1日の予算と入札額を連動させて、キャンペーンが1日中実施されるようにする方法を考えて下さい。予算はいつでも変更できます。冒頭でも伝えましたが、金子のスポンサープロダクト広告を使う目的は新規商品ページを狙ったキーワードで上位表示させ、需要を確認するためです。その基準に100クリックで、売れるか、売れないかを確認するのですが、例えば、クリック単価が30円の場合、100クリックで3000円の広告費を使うことになります。
金子の基準は100クリックまでで、売れるか、売れないか、確認していきます。100クリック中、1個でも購入されたら合格、売れない場合は商品ページ、販売価格など要改善なので広告はストップします。インプレッションが伸びない場合の金子の独自の基準は、3日間、広告を回しても100クリックされない場合は広告をストップし改善していきます。
3日間のテスト期間を設けてる理由は、例えばトレンドを狙った商品のテストをする場合、8月に「ハロウィン」のキーワードでは需要がないのでインプレッション(広告が表示された回数)が伸びません。
しかし、全く需要が無いわけではないので3日間で100クリックになり、1個でも売れたら、ハロウィンの時期は期待大!?という予想を立てることができます。
今年のお祭りセットはテスト販売で終わってしまいましたが来年はドッカン攻めちゃいます!
市場が大きく需要がある商品は、商品名、キーワードにピッタリの商品ページが出来れば1日で100クリックは行きます。ニッチな市場は行かない場合もあります。
3日間、広告を回しても100クリック行かない場合は要改善で、狙ったキーワードを検索して上位表示されている商品ページをもう一度見直します。見直すポイントは3つ
- 商品画像
- 販売価格
- 需要が本当にあるのか?
を見直して下さい。
金子の失敗例
過去の商品画像は画像は汚いです。見せれるものではありません。ここは腕を磨いていきましょう。フィードバックをもらいブラッシュアップしていくことが大事です。
画像で売れ行きが変わるのはもちろん、商品価格でも変わってきますので市場調査をして販売価格も見直して下さい。
「おもちゃとお菓子」のセット商品は売れませんでした!遊びながらお菓子は行儀悪いよな?夏休み親戚との集まりで使ってほしかったけど、親戚とも会わないか。コロナの影響で需要はなかったと予想。
オートターゲティングとマニュアルターゲティング
ターゲティング、オートターゲティングとマニュアルターゲティングを選ぶ。オートターゲティングとはAmazonのシステムが自動で広告の商品に類似したキーワードや商品がターゲットに設定されます。自分でキーワードの設定をすることがなく、広告に最も関連性が高く、最もパフォーマンスの高いキーワードをターゲットに設定するよう設計された、高度なテクノロジーを活用できるといったメリットがあります。
マニュアルターゲティングとは、キーワード、商品を選択して、購入者の検索結果をターゲティングする設定です。僕の推奨はマニュアルターゲティングです。理由は先にキーワードを決めていて、狙ったキーワードで売れる商品ページを作っているからです。
キャンペーンの入札戦略、動的な入札額、ダウンのみ:広告が販売につながる可能性が低い場合に入札額を引き下げる。
動的な入札額、アップとダウン:広告が販売につながる可能性が高い場合に入札額を上げる(最大100%)販売につながる可能性が低い場合には、入札額を下げる。
固定入札額:正確な入札額と、指定した調整額を使用する。販売の可能性に基づいた入札額の変更はない。
おすすめは動的な入札額、アップとダウンです。狙ったキーワードで推奨入札額(過去7日間にインプレッションを獲得した類似する広告の入札額に基づいている)が表示されるのでクリック数100で計算すると大体の広告費を割り出すことができます。
広告グループは、キャンペーン内の商品のパフォーマンスを管理するためのグラフです。広告グループ内に一緒に配置された商品は、同じ入札額とターゲット(キーワードや商品)を共有出来るので商品画像のクリック率、販売価格などの比較検討ができます。
商品、キャンペーンで宣伝する商品を追加します。ターゲティング、キーワードターゲティング、商品ターゲティングを選びます。キーワードターゲティングとは、「炊飯器」など、お客さんが検索するキーワードです。商品キーワードとは、特定の商品、カテゴリーをターゲティングすることが出来る設定です。
キーワードターゲティング、推奨は広告内の商品に基づいて自動で抽出されていますが、僕たちは事前に狙ったキーワードがありますので「リストを入力」から設定していきましょう。部分一致、フレーズ一致、完全一致はチェックを入れて下さい。
キーワード「駄菓子」
完全一致:駄菓子
フレーズ一致:駄菓子 詰め合わせ、駄菓子 セットetc.
部分一致:お菓子、お菓子 詰め合わせ、チョコ詰め合わせ、ハロウィン駄菓子etc.(類義語や関連するキーワード)
商品の露出を広げたり、縮めたり調整することができます。
除外キーワードターゲティング:任意、僕の例で説明すると、海外で有名なポテチがあるのですが、具体的なメーカー名や、「海外ポテチ」の検索結果に出れば売れたのですが、日本で有名なカルビー ポテトチップスの検索結果に出ても一個も売れてませんでした。カルビー ポテトチップスの検索需要が大きいのでそこに露出してしまうと無駄な広告費がかかってしまうので、この海外ポテチの広告は「カルビーポテトチップス」を除外しました。キャンペーン開始をクリックで完了です。
うまく行った事例です。8月で需要が大きかったこともあり狙い通りに販売できました。来年も期待大なので仕込んでいきます
まとめ
商品画像で売れ行きは大きく変わってきますので商品画像は妥協せず、なんどもブラッシュアップしていきましょう。販売価格、市場調査もぬかりなくリサーチして下さい。
- 商品画像
- 販売価格
- 需要が本当にあるのか?
この3つはすごく大事なので忘れないようにして下さい!