Amazonスポンサープロダクト広告のマニュアル設定は覚えてしまうと効果の高い広告を作ることが可能です。このレクチャーではキーワードのマニュアル設定やマニュアルターゲティングの活用方法や作成方法についてわかりやすく項目ごとに解説していきます。
キーワードターゲティングとは
キーワードターゲティングとはAmazonスポンサー広告で、マニュアルターゲティングを選んだ場合のターゲティング手段の一つで、商品に関連あるキーワードを設定して購入者の検索結果や商品ページに商品を表示することが出来ます。
例えば商品が「リュックサック」だった場合、キーワードとして「リュックサック」を選択出来ます。購入者が「リュックサック」のキーワードで検索すると広告が検索結果及び、商品詳細ページに表示されます。
マニュアルターゲティングの活用方法
マニュアルターゲティングには2つのターゲティング方法があります。それは、「キーワードターゲティング」と「商品ターゲティング」です。
商品ターゲティングとは広告商品と関連性の高い商品やカテゴリ、ブランドを選択して商品を表示させる方法です。例えば女性用の「シューズA」という商品を売りたい場合、広告が表示されて欲しいカテゴリを「レディースシューズ」に選択したり、関連性の高い商品として「シューズB」を登録することが出来ます。
また、同じ商品をキーワードターゲティングで「シューズ 女性」「レディースシューズ」など組み合わせるとにより効果の高い広告にすることが可能です。
マニュアルターゲティングのキャンペーン作成方法
- キャンペーン作成画面でキャンペーン名、期間、一日の予算を入力します。
- ターゲティングの項目で「マニュアルターゲティング」を選択します。
- 入札戦略を選びます。(※動的な入札額アップダウン等)
- 広告グループを作成します。
- 出稿させる商品を選択します。(※複数可能)
- ターゲティングを選択します。(※キーワードターゲティングか商品ターゲティングを選択)
※ここからは選んだターゲティングによって手順が分かれます。
キーワードターゲティング
キーワードターゲティングの「キーワード」設定方法は「推奨」「リストを入力」「ファイルをアップロード」の3つあります。
「推奨」はAmazonからのキーワードの提案を選択する方法です。「リストを入力」は自分で入力します。「ファイルをアップロード」はCSVファイルでリストを作成しアップロードをすることで一括でたくさんのキーワード設定することが出来ます。それぞれのキーワードはマッチタイプ(完全一致、フレーズ一致、部分一致)と入札額を設定します。
商品ターゲティング
商品ターゲティングの設定方法は、「カテゴリ」タブと「個々の商品」タブで分かれます。
カテゴリタブは「推奨」と「検索」が選べます。「推奨」はAmazonからカテゴリが提案されます。「検索」は選べるカテゴリが多い場合、検索ワードを入力し表示されたカテゴリを選択します。
例えば、「コーヒー」と検索すると「コーヒー」「コーヒーギフト」「コーヒークリーム」など複数のカテゴリが表示され、その中から選択します。更に「コーヒー」のカテゴリのターゲットボタンをクリックするとブランド、価格帯、レビューなどで範囲を狭めることが出来ます。
商品タブは「推奨」「検索」「リストを入力」「ファイルをアップロード」が選べます。「推奨」はAmazonから特定商品が提案されます。「検索」は検索ワードを入力し表示された特定商品が選択出来ます。「リストを入力」はあらかじめ調べた特定商品のASINを自身で入力します。「ファイルをアップロード」はCSVファイルを使って特定商品のASINのリストをつくり一括でアップロード出来ます。
まとめ
マニュアルターゲティングは種類や意味、方法を理解すればそう難しくはありません。また、種類を使い分けるようになったら質の高い広告を作ることが可能です。キーワードのマニュアル設定について復習をします。
- キーワードターゲティングとは自身でキーワードを設定して購入者検索画面に表示する広告方法のこと。
- マニュアルターゲティングには2つのターゲティング方法あり、同じ商品に組み合わせることができる。
- マニュアルターゲティングの作成方法はターゲティング選択で変わり、それぞれ複数の設定方法がある。
以上になります。