電脳せどりをする上で何が経費にあるのか、どう計上するのかイマイチ分からない方も多いのではないでしょうか?電脳せどりの所得(売上―経費)が1年間で20万円を超えると確定申告しなければなりません。
確定申告する際も、経費を多く計上できれば税金を納める金額は少なくなります。電脳せどりにかかる経費を把握し、領収書をキチンと保管することが節税につながるのです。
このレクチャーでは、電脳せどりでかかる経費や、経費の管理方法などについて分かりやすく解説しています。
電脳せどりでかかる経費一覧
電脳せどりでかかる経費の一例として、下記のものが挙げられます。
- 売却した商品の購入費(仕入代)
- 発送した商品の梱包費や送料
- 電脳せどりに関する書籍やセミナー代
- 電脳せどりでかかった電気代(水道光熱費)
- 電脳せどりでかかったスマホ・パソコン代(通信費)など
経費の基準としては【売上に繋がったかどうか】です。基本的に売上に繋がったのであれば、経費として認められます。
ここで注意しておきたいのが、例えば2020年に仕入れた商品が年内に売れなかった場合です。
確定申告の計算期間は、その年の1/1~12/31なので経費に入れることはできません。なぜなら、売上に繋がっていないからです。
他に電気代や通信費は、電脳せどりに利用した分だけ経費に計上できます。全体のうち大体何割くらい、といった感じで大まかに計上して問題ありません。
掛けるべき経費といらない経費について
経費にできるのならば、何でも経費にするべきです。最終的な利益が多ければ多いほど税金は多く取られます。
経費を計上すればするほど利益は低くなるので、節税につながるのです。
いらない経費と言いますか、電脳せどりに関係ないものは経費として計上してはいけません。プライベート用に使った費用は全てです。
また領収書がないと、経費として認めてもらうことが難しくなります。必ず領収書は保管しておきましょう。
領収書の保管期間は青色申告の場合5年、白色申告の場合は7年です。
経費の管理方法について
経費は帳簿に記帳、会計ソフトに入力するなどして、正確な金額を管理しておくことが重要です。
日々の経費を正しく管理していることで、確定申告書もスムーズに作成できます。証拠である領収書も、ファイルなどに挟んで管理しておきましょう。
月や事業年度が分かるように管理しておくと見やすくなり、探す際も見つけやすいです。
売上や経費の計算に手間をかけたくない方も多いでしょう。税理士や記帳代行サービスに依頼すると、正しく計上してくれて、その分の時間も空くのでおすすめです。
もちろん依頼費用も経費に計上できます。迷った際は税理士や記帳代行サービスに依頼するのがベストでしょう。
まとめ
経費を正しく把握し計上することで、節税につながります。節税できるということは、余計な税金を払わずに済むのです。
前述した下記の3つを心掛けましょう。
- 電脳せどりでかかる経費を把握する
- 掛けるべき経費といらない経費を知る
- 経費を正しく管理する
税理士や記帳代行サービスに頼むのも一つの方法です。自分に合ったやり方で経費と付き合うことが大切です。最後までお読みいただき、ありがとうございました。