このレクチャーでは、Amazonでの価格の設定方法と価格を決めるポイントについてご紹介します。
誰でも手軽に稼ぐことができると人気のせどりですが、いざせどりを始めるとなると、決めなければいけないことや選ばなければならないことが多いです。
その一つが販売価格です。
「いくらで売るか」「いくらなら売れるか」。この価格によって、売れゆきが違ってくるからこそ、適切な販売価格を知ってください。
https://youtu.be/pQNvG_9Ak5w
Amazonでの価格の設定方法
結論からいうと、ライバルがいる場合は、発送方法(FBA、自己発送)とコンディション(新品、中古etc.)を見て同じライバルの最安値、もしくは少し下げて価格を決めてください。100%最安値から売れていくわけではありませんが、早く先に売りたい場合、最安値にすることで競争力は強くなります。
価格の相場を確認する
需要と供給のバランスをみて同じ商品がいくらで販売されているのか、細かく価格の推移を見ることができます。ここで利用するのがリサーチアプリです。
リサーチアプリにはさまざまなものがありますが、Keepaで十分です。日本にある他のアプリはKeepaを参考にして作られた劣化コピーだと思ってください。KeepaとはAmazonの販売履歴が見れる無料のツールです。有料版もありますが、まずは無料で十分活用することができます。
適切な販売価格の決め方
適切な販売価格を決めるためには、いくつかの押さえておきたいポイントがあります。これを知らずに価格を設定しようとすると、価格設定に失敗して、結果として売れなくなってしまうので注意しましょう。
現在の価格を知る
商品を販売するうえで、販売しようとしている商品の現在の価値を知ることは大切な要素です。いくら人気があったものであったとしても、その人気がずっと続くわけではりませんし、反対に全く注目されていなかったものが急に何かをきっかけに人気に火が付くこともあります。
常に商品の「今」をリサーチしましょう。
ライバルの価格をチェック
相場や平均値プラスαとして、これから販売しようと思っている商品と同じ商品、あるいは同じジャンルの商品を販売しているライバルがいくらで販売しているのかを参考にするのもおすすめです。
ただし、中古商品の場合には商品の状態や付属品の有無などによって価格が異なるので注意が必要です。
付属品とは、例えばCDの歌詞カードや、パソコンのアダプターなどを指します。全ての付属品が揃っていないと、価格面ではマイナスとなってしまうので要注意です。
具体的には、ライバルが販売している商品は付属品が全て揃っていて状態も良いのに対し、あなたの商品は付属品が不足しており傷や汚れなど状態が悪いとなると、同じ商品であっても同じ販売価格とならないのは当然ですよね。
価格だけでなく、状態や付属品の有無、プレミア感なども参考に販売価格を決めましょう。
Amazonポイントの活用方法
Amazonで商品を販売する場合、購入者側にAmazonポイントの付与ができるようになりました。ポイントを付与することで、商品価格からポイント付与分を考慮すると実質的に販売者が安くお得に購入することができるようになりました。
更に最近では2%以上のポイント付与で「2%以上割引」と赤いマークが付くのでお客さんの目に止まりやすく購入率が上がります。
Amazonの販売戦略もあり、ポイント付与することで販売促進に繋がります。購入者のメリットはポイントを利用して購入した注文にもポイント獲得ができます。ポイントの有効期限は最後にAmazonを利用してから1年間なので定期的に購入してくれるお客さんが増えていくことが予想できます。
ポイント残高や獲得数を簡単に確認可能ということをお客さんのメリットだといっています。要はポイント付与を推奨しているのでAmazonが推奨することは取り入れていきましょう。
Amazonポイント導入のメリットは検索結果の絞り込みに「ポイント対象商品」があるのでカートボックス獲得していなくても絞り込み対象に含まれ露出されます。更にAmazonはポイントキャンペーンも行っているので露出を増やすことができます。
ポイント付与することで購入率がアップしたというデータをAmazonの調べでだしています。2015年のデータなんですけど、FBA利用の場合は1.12倍、出品者出荷の場合1.09倍であった結果が出たそうです。
僕たちも自分で付与して売れ行きを体感していきましょう。
需要と供給をチェックする
必ず、なぜ価格差があるのか明確にしてください。金子の基本はAmazonでは売り切れていて価格が高騰してるけど、他のネットショップ店舗では定価、もしくは割引されて販売してる商品を仕入れています。
せどりに限らず、物を販売するうえで欠かすことができないのが、需要と供給の関係性が成り立っているかどうかです。
いくらあなたが良いと思う商品であっても、需要がないのでは意味がないし、反対にいくら人気がある商品でも供給がない場合は仕入れることすらできません。
せどりで商品価格を決めるうえで需要と供給を知ることは非常に重要です。あなたが販売しようと思っている商品が、たくさんの人が欲している「需要過多」にある場合には定価よりも高い金額であっても買い手がつきます。
しかし、「供給過多」の状態になると、定価では売れなくなり、仕入れ価格によっては赤字となってしまう可能性もあります。
商品価格は永久的なものではないからこそ、常に需要と供給の状況をKeepaでリサーチする必要があります。
まとめ
仕入れた商品を転売するせどりを行う際に、『いくらで売れる?』『いくらなら、利益を得られるのか』を踏まえた価格設定をするのは最初はややこしくて難しく感じるかもしれません。
でも、コツや正しいリサーチ方法さえ知っておけば、決して難しくありません。
ライバルがいる場合は、発送方法(FBA、自己発送)とコンディション(新品、中古etc.)を見て同じライバルの最安値、もしくは少し下げて価格を決めてください。100%最安値から売れていくわけではありませんが、早く先に売りたい場合は最安値にすることで競争力は強くなります。以上です。