Amazonスポンサープロダクト広告のCTR(クリック率)が思うように上がらなくて、売上に伸び悩んで困っている方は多いです。クリック率が上がれば商品が売れる確率も比例して上がります。
このレクチャーでは、まずCTRクリック率とは何かを詳しく知ったうえで、クリック率を上げる3つのポイントを解説していきます。
目次
クリック率とは?
まず「クリック率」とは、ユーザーに表示された広告がクリックされた割合のことを指します。クリック率の計算方法は下記の通りとなります。
クリック率(%)=クリックした回数÷インプレッション(広告が表示された回数)×100
例えば1000回広告が表示され、そのうちクリックされたのが20回の場合は20÷1000×100=2%
クリック率は2%となります。
クリック率の基準
クリック率の基準と言っても色々なケースがあります。Amazonは欲しい物を検索する今すぐに商品が欲しい、今すぐ客がほとんどです。なのでクリック率は必然と高くなりますが、カテゴリーキーワード選定を間違えてしまうとクリック率は下がります。iPhoneケースがほしいのに野菜が出てきてもクリックしないですよね。
お客さんの検索意図に合っていて、iPhoneケース赤が欲しいと思っているお客さんにかわいいiPhoneケース赤が検索結果に出てくればクリック率は高くなります。この話はイメージの話です。
ある程度Amazonのアルゴリズムで選んでくれるのですが、正しいカテゴリーキーワード選定が大切になります。あくまで金子の基準をお話します。クリック率の平均は1%以上にする。それ以下は、キーワード、商品画像、商品タイトル、価格の見直しをしていきましょう。
100人のお客さんに見られて1人もクリックされないのは的が外れています。iPhone充電器と検索しているお客さんにiPhone充電器を提供してるのにクリックもしてくれないのは、なにか問題がありますよね?デザインがダサいってこともあります。競合他社と比較してキーワード、商品画像、商品タイトル、価格の見直しをしてください。
もし、クリック率1%以上でも、現状維持に留まらず、上には上がいますからクリック率を高くして、購入率を高くするという工夫は日々考えていきましょう。
クリック率を上げる方法
ではみなさんが気になるクリック率を上げる方法について解説していきたいと思います。まずはじめに行って欲しいクリック率を上げるポイントは3つあります。順に見ていきましょう。
- 商品画像の見直し
- キーワードの見直し
- 販売価格の見直し
商品画像の見直し
商品画像で大きくクリック率は変わってきます。キレイでわかりやすい商品画像にしてください。自分で確認するより第三者からのフィードバックをもらうことをおすすめします。
競合他社がいる場合、どちらがいいか?聞いてみてください。客観的に見てもらうことが大切です。画像だけでなく、商品詳細ページの最適化も進めてみてください。具体的には明確な商品名、商品の仕様、商品説明、高解像度画像を含め、魅力的な商品ページにしてください。
キーワードの見直し
広告コンソールから検索用語でキーワードごとにクリック率が見れますのでクリック率が低かったり、購入に繋がっていないキーワードは除外していきましょう。
逆にクリック率が高く効果があるキーワードは完全一致キーワードを使用して競争力のある入札戦略、的を絞ったキーワードターゲティングにすることで無駄な広告費をなくすチャンスを得ることができます。これにより、関連性の高い購入者に広告を表示させ、より高いCTRを獲得するのに役立ちます。
マニュアルターゲティングでターゲットに設定したASINの関連性も確認してください。商品をターゲットとするキャンペーンでは、適切なASINがターゲットになっているか確認する必要があります。商品ターゲティングも同じく、効果が低いものは入札額を下げたり、除外設定をしてください。
販売価格の見直し
レビューがある、ない、でも変わってきますがやはり、価格が少しでも安い方がクリックされる傾向です。とはいえ、あなたはどうでしょうか?僕の例えだと、同じような商品の場合はレビューを見て販売価格が少し高くてもレビューが多い方を買ってしまいます。理由は、レビューが多い=多くの人が買っていて問題がない商品なんだな。と考えるからです。
この話をすると、後発の場合は打つ手が無いのか?と考えてしまいますが、スポンサープロダクト広告を使って上位表示させて販売価格を見て購入してくれるお客さんに買ってもらってレビューはコツコツ増やしていきましょう。同じくらいのレビュー数になれば、販売価格の調整が有効です。
その他、ブランド登録している商品であれば、Amazon Vine(アマゾンヴァイン)というAmazonが提供するサービスでレビューを集めることができます。無料で商品を提供してレビューをしてもらうので、経費はかかります。
まとめ
クリック率改善のために、以下の3つのポイントを復習します。
- 商品画像の見直し
- キーワードの見直し
- 販売価格の見直し
をしてクリック率、購入率を上げて売上を最大化していきましょう。以上となります。