電脳せどりと店舗せどり、どちらに参入すべきか悩んでいるのではないでしょうか。どちらの方法が優れているというわけではなく、どちらにもメリット、デメリットがあります。このレクチャーでは、電脳せどりと店舗せどりのメリットとデメリットをそれぞれ解説していきます。ぜひ、自分に合った方法を見つけてみてください。
目次
電脳せどりのメリットとデメリット
電脳せどりは、インターネット上で商品を仕入れて販売するせどり方法です。仕入れ先として、楽天市場やヤフーショッピングなどの総合ショッピングモールサイトや、ヤマダウェブコムなど家電量販店のオンラインショップが挙げられます。
メリット#1:リサーチと仕入れ作業が自宅で完結する
電脳せどりは、オンラインショッピングサイトから商品を仕入れます。そのため、リサーチと仕入れ作業が、全て自宅で完結します。仕入れた商品は、自宅まで配送されるので、重い商品でも気軽に仕入れられます。また、自宅で副業をしたい方や、誰かに副業していることを知られたくないという方には、電脳せどりがピッタリです。
メリット#2:24時間いつでも仕入れできる
オンラインショッピングには営業時間がないため、自分の都合で仕入れ作業ができます。子育てや仕事の関係で、夜間にしか作業時間がとれない方でも、電脳せどりはやりやすいです。
さらに、隙間時間でも仕入れ作業できるのが、電脳せどりの魅力。例えば、通勤時間を使って、電車内でもリサーチができます。
メリット#3:店舗に行く時間が必要ない
電脳せどりでは、店舗に行って商品を仕入れる必要がありません。本業が忙しく、休日は疲れていて外に出たくないといった方にも、電脳せどりであれば続けられるでしょう。
デメリット#1:商品が届くまでにタイムラグがある
商品を購入してから、到着するまでのタイムラグは避けられません。住んでいる地域や発送状況によっては、1週間以上かかる場合も。その間に相場が変動することも考えられるため、注意が必要です。
デメリット#2:購入時、現品を確認できない
電脳せどりでは、購入時に現品を確認できません。中古品を仕入れるときは、注意が必要です。特に、フリマサイトなどの個人が販売しているサイトで仕入れをするときは、信頼できる出品者から購入するよう心がけましょう。
デメリット#3:利益商品を見つけるまでに時間がかかる
オンライン上で販売されている商品数は、店舗で販売されている商品数よりもはるかに多いです。利益商品をリスト化できるようになってくれば、そのリストから毎回購入すればいいだけなので、作業時間は少なくなってきます。しかし、まずは膨大な商品の中から、利益商品を見つけなくてはいけません。初心者は、軌道に乗るまで時間がかかるでしょう。
店舗せどりのメリットとデメリット
店舗せどりは、名前の通り店舗に行って仕入れるせどり方法。仕入れ先はさまざまですが、ドン・キホーテやコストコ、セカンドストリートなどがよく挙げられます。
メリット#1:仕入れたその日に出品できる
販売価格は日々変動しています。そのため、売れる商品がわかったら1日でも早く市場に出すのが、売るためのポイント。店舗せどりでは、購入した日に持って帰れるため、価格競争が起こる前に市場に出せるのがメリットです。
メリット#2:商品を実際に手に取れる
中古品を仕入れるときに、商品の状態を実際に見られるのがメリットです。電脳せどりでは、状態が思ったより悪かったと失敗する可能性も。中古品でも、「この状態だったら販売できるな」と確認できてから購入するようにしましょう。
メリット#3:ライバルが限られているため、市場を独占できる可能性も
店舗せどりでのライバルは、基本的に同じ店舗を利用するせどらーさんです。電脳せどりでは、同じオンラインショップを利用するせどらーさんがライバルになるため、ライバルは電脳せどりの方が多くなります。自分しか発見していないような穴場の店舗を見つけられれば、市場を独占できる可能性もあるのです。
デメリット#1:店内で、人の目が気になる
店舗せどりでは、店内の商品を1つずつ見ていき、利益商品を見つけます。スマホ片手に相場をチェックしながら、長時間商品を見ているため、周りからすれば不思議な行動だと思われる場合も。「人の目が気になって、なんでもいいから急いで購入してしまった」となってしまっては、利益を上げていくことはできません。
デメリット#2:仕入れ先までの移動時間や交通費が必要
店舗せどりは、店舗に行くまでの移動時間や交通費が必要です。副業で店舗せどりを始める方は、本業が休みの日も、各店舗を回るために外出しなくてはいけません。
デメリット#3:住んでいる場所によって仕入れが不利になる
電脳せどりでは、どこに住んでいても同じ商品を見られます。しかし、店舗せどりでは地方に住んでいる方と、都市部に住んでいる方とでは、周りにある店舗の数も変わってきますよね。そのため、周りに店舗が少ない地域に住んでいる方は、仕入れが不利になるデメリットがあります。
どっちが良いのか見極める方法
稼ぎやすさは、どちらもさほど変わらないのが事実。そのため、やりやすいと感じる方から始めましょう。例えば、本業が忙しくて、店舗まで行く時間がとれない方は電脳せどり。パソコン作業が苦手で、店舗に行った方がやりやすい方は、店舗せどりがいいでしょう。将来的には両方参入することも可能なので、やってみたいと感じた方から挑戦することをオススメします。
まとめ
電脳せどりと店舗せどりは、どちらにもメリットとデメリットがあります。家で黙々と作業するのが好きなのか、店舗内を動き回って利益商品を探す方が楽しいのか、といったように、個人の好みによって変えて大丈夫です。まずは、自分がやってみたい方から挑戦してみてください。