電脳せどりをどのようなスタンスで始めようか悩んでいるという方は多いのではないでしょうか?利益を取るためには商品を販売する回転率が重要となります。高回転商品を扱えるようになると、在庫を抱えるリスクの軽減と商品がスムーズに売れることによる利益率の安定を見込めます。
回転率を重視して商品を販売する感覚を身に着け、スピード感を持って販売することで大きな利益につながります。このレクチャーでは、電脳せどりで意識しておくべき「回転率」について解説していきます。
目次
高回転とは?
仕入れをした商品がどのぐらいの期間で入れ替わったのかを示す数値を回転率と言います。回転率が高ければ高いほど、在庫を抱えることなくスムーズに販売ができている状態を示し、高回転していると言えます。
電脳せどりでは、商品を販売することを目的に仕入れをおこないますので、高回転であればあるほどリスク回避ができ、販売利益も出るものとなっています。
1つの商品で大きな利益を取るという考え方よりは「薄利多売」に近いイメージを持つと分かりやすいでしょう。ブランド品よりもアウトレット品のような感覚で、売れるのを待つのではなく初めから売れることが分かっている商品を計画的に仕入れするという感覚を持つようにしましょう。
高回転の商品が分かってくると電脳せどりとして安定した利益が出るようになり、より計画的な仕入れができるようになります。はじめのうちは商品をピックアップできるようになるまで難しいかもしれませんが、慣れてくると安定してきます。
高回転の商品を見つける方法
電脳せどりで高回転の商品は、ジャンルを絞るということがポイントになります。オールジャンルで高回転商品を見つけようと思っても、なかなか良い仕入れにつながることが少なく、時間ばかり経過してしまうことがあります。
そのため、あらかじめ高回転率商品である「書籍」や「コミック」、「CD」や「ゲームソフト」など絞ったほうが得策です。
特にゲームソフトは新商品の発売頻度が高く、期間限定ではあるものの需要が高く利益もとりやすい特徴があります。余裕があれば「フィギュア」に手を出しても良いですが、ある程度専門知識が必要となってくるので、電脳せどりではフィギュアなど知識を必要とする商品は初心者の仕入れとしては不向きです。
新商品から中古として扱われるようになるまで期間が短い商品ほど電脳せどりに向いています。ただし最新の情報を収集しながらスピード感を持った仕入れをすることが求められます。
はじめのうちは高回転商品を見つけるのは少し難しいと感じるかもしれませんが、経験を積んでいくとある程度ルーティン化できるので仕入れの作業も楽になってきます。
高回転商品のメリット、デメリット
電脳せどりで高回転商品を扱うとメリット、デメリットがそれぞれ存在します。良い点悪い点を把握しておくことで、高回転商品をどのようにして扱うと良いのか見えてくるところもあるので、正しい理解をしておくことが大切です。
特にデメリットをよく把握しておくことによって、やってはいけない仕入れを避けることができるリスク回避にもつながります。
メリット
高回転商品は仕入れから販売までのスパンが短く、在庫を抱えるリスクが軽減されます。利益が小さい商品でも需要があり、高回転率の商品であれば手元に残しておくことなく利益に直結するため、販売のための工夫をする必要が無く、その時間を仕入れの時間に使えます。
高回転商品の仕入れのコツを掴むと、毎回複数のサイトを閲覧することなく決まった商品だけを狙えるようになるため仕入れ時の負担が軽減されます。
デメリット
高回転率の商品は仕入から販売までが早いため、商品の販売数は増えます。ただ、利益の取れない商品だけを扱っていても作業量に見合った利益率が取れない恐れがあります。
はじめのうちは利益よりも回転率を意識して慣れることを重視しても良いですが、慣れてきたら利益が取れる商品に切り替えていかなければいけません。
ある程度の知識と経験が求められるので、初心者には最初は少し難しいというのが高回転商品の特徴です。慣れるまではある程度時間がかかるのでコツコツ取り組んでいくイメージで進めて下さい。
ただ、1度高回転率商品を扱えるようになると次回の仕入れ時に知識を活かすこともできるようになります。
まとめ
高回転率の商品を見つけるのは難しいと考えている方も多いのではないでしょうか。ただ、ある程度ジャンルを絞り、得意な商品を作ることによって仕入れは安定してきます。
高回転の商品レパートリーを増やす手順は
- 回転率を重視して商品を販売する感覚を身に着ける
- スピード感を持って販売することで大きな利益につながる
慣れるまでは難しいかもしれませんが、高回転率商品を狙うことで安定した電脳せどりに繋がります。
ジャンルによってはある程度知識を求められますが、経験値を積むことができるため不得意なジャンルであっても1度は積極的に挑戦していきましょう。