安く買って高く売るせどりの鉄則にぴったり当てはまるのが、ブックバーゲンせどりです。ブックバーゲンとは、新品でありながら30%~50%程度値引きされて販売される本のことを指し、本の販売は、再販制度によって定価以外の値段で販売することはできませんが、出版社の判断で再販の許可が出ている商品のみブックバーゲンとして販売されます。
不定期でおこなわれるものですが、ブックバーゲンでは店舗内の目立つ位置にワゴンや棚に並べられるケースが多く、バーコード付近に自由価格本とシールが貼られたり、マジックで赤線を付けられますので見つけたら積極的にリサーチしてみて下さい。
このレクチャーではブックバーゲンせどりの仕入れについて紹介していきます。
https://youtu.be/PSMz3yZHi30
目次
開催予定の調べ方
ブックバーゲンを攻略するには事前に情報を仕入れることが必須となります。開催時期が不定期なためピンポイントで狙うことは難しいのですが、定期的にインターネットで情報収集して、また大型の書店では事前にチラシの配布やホームページ上での告知がおこなわれるケースが大半なので、その情報をもとにブックバーゲンを狙っていきます。
例えば、インターネットの検索エンジンでお住いの地域の近所の書店を狙う場合、「ブックバーゲン 開催」「ブックバーゲン 〇〇店」と検索すると今後予定されているブックバーゲンの情報を得ることができます。
実際に店舗に足を運ばなくてもインターネット上から仕入れにつながる情報を収集できるので、週に1度、月に1度でも良いので情報収集するクセを付けておくと良いでしょう。
大型ショッピングモールなどに出店している書店では、ショッピングモールがまとめて周知するチラシやホームページ内にブックバーゲン情報が載せられることもあるのでチェックしておきましょう。
ただ、ブックバーゲンで仕入れすることに意識をしすぎると、時間効率が悪くなってしまう可能性もあるため注意が必要です。他の仕入れをしている合間でブックバーゲンの情報収集をおこなうと効率が良くなりますので、自分なりのブックバーゲンの仕入れのスケジュールを組めるようになって下さい。
ブックバーゲンリサーチ方法
ブックバーゲンは安く仕入れができるメリットがありますが、販売につながるものを購入しなければ利益も出ませんし最悪の場合、在庫を抱えてしまうリスクもあるということを知っておいてください。
リサーチ方法としては事前にインターネットで情報収集して、近隣の大型書店を狙うというのが一般的ですが、ほかにも狙うべき項目がありますので紹介します。
基本的にはいつも利用している書店を中心にインターネットやチラシの情報、例年おこなっているセールや棚卸の時期を狙うというものになります。車での移動ができる方は、家から遠い距離の書店も狙ってもいいかもしれません。
ブックバーゲンの狙い方
- 基本的には家から近い距離の書店を狙う
- 書店のセール情報をインターネットから収集する
- 書店が独自で配布しているチラシから情報収集する
- ゴールデンウイークや夏休みなど売り上げアップを狙う時期を狙う
- 8月など決算がある時期の棚卸前後を狙う(店舗によって異なる可能性はある)
- 移転やリニューアル、閉店を控えている店舗を狙う
まとめ
ブックバーゲンは、安く売って高く売るが鉄則のせどりでは重宝されている仕入れの1つです。定期的に開催されるものではないため、なかなかピンポイントで狙うことは難しいですが、近隣の店舗の棚卸やセール開催時期を狙うと良い仕入れにつながるかもしれません。
また、大型書店では事前にインターネットで告知されるケースが大半ですのでブックバーゲンで仕入れをする際には必ず事前にインターネットで情報収集するようにしましょう。
棚卸の時期にはブックバーゲンをおこなう可能性が高まりますので、いつも利用している書店の情報収集をして下さい。